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にこやかな女性の笑顔に安心を覚えながら、
すりガラスで仕切られた衝立の奥へと通される。
部屋…とは言い難いけれど、その広いスペースの真ん中には椅子があり、
それは、体の傾きを自由に変えられるリクライニングの機能がついていた。
身を任せるように座る。
すると、途端に背もたれが倒されて、
完全にあおむけに倒される形となった。

既に仕事の疲れも手伝って睡魔は猛威を振るっていたため、
目を閉じてしまえばすぐこことは違う別の場所へ旅立てそうだったが、
瞼を照らす強い光がそれを許さなかった。

此処は、とても明るいのだ。
しかし。

ふ…ッと
視界が闇に飲まれてしまう。
うすらと目を開いても、何も見えない。
ああ、そうか。と、
視界を奪われたのかと。
目隠しをされてしまったのかと、
慌てることもせず、ぼんやりと思った。

だって、もう逃げ場はどこにもないのだから。
これから起こるすべてのことを、
甘んじて受け止めねばならないのだから。

突如。
誰のものかもわからない手が、
空気を取り込もうと少しだけ開いた口を無理やり大きく開かせた。

「う…ぅぅ…っんぅ…っ!」

無意識に、目隠しの下で瞼がぎゅっと結ばれる。
苦しい、苦しい。
口の中に、次々とねじ込まれたモノは
そのものが意志を持っているかのごとく蠢いて。
こちらの許容量を超えるそれを、どうすることもできずに。
ただひたすら、終わるのを、待つ。
出来るのはそれだけ。

苦しくて時折声が漏れた。
けれどやめてはくれなかった。
楽になるように気遣ってはくれたけれど。

時折、少しだけ苦しさに耐えかねて身をよじる。
抵抗なんて、出来ないから。
自業自得…とまではいかないけれど、いつかこうなることはわかっていた。
それならば、早い方がよかったんだって。
そう言い聞かせながら、ひたすらに待って…。
























「抜けましたよ」
























オヤシラズが二本抜かれました。








(*´ω`)ツヅキデコメントヘンシン




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